Robert et al. (Eds.)(2000)による〔『Land Use, Land-Use Change, and Forestry. 2000 Special Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change』(4p)から〕
(植生及び深さ1mまでの土壌炭素プール中の地球規模炭素貯蔵量)


IPCCの『Publications』の『Assessment & Special Reports』の『Land Use, Land-Use Change, and Forestry. 2000』から〕

表−1:植生および深さ1mまでの土壌炭素プール中の地球規模炭素貯蔵量

生物群

面積
(109 ha)

地球規模での炭素蓄積(Gt C)

植生

土壌

合計
熱帯林 1.76 212 216 428
温帯林 1.04 59 100 159
亜寒帯林 1.37 88 471 559
熱帯サバンナ 2.25 66 264 330
温帯草地 1.25 9 295 304
砂漠、準砂漠地帯 4.55 8 191 199
ツンドラ 0.95 6 121 127
湿地 0.35 15 225 240
耕地 1.60 3 128 131
合計 15.12 466 2011 2477
注:生物群の定義があいまいであるため、上記の数値にはかなりの不確実性がある。しかし、この表は、それでも陸上系での炭素蓄積の大きさの概略を示している。

表−2:1980−1989年および1989−1998年での年平均CO2収支−Gt C/年で表す(誤差限界は、予想信頼範囲90%に相当する)
 

1980−1989

1989−1998
1 化石燃料燃焼とセメント生産からの排出 5.5±0.5 6.3±0.6a
2 大気中の貯蔵量 3.3±0.2 3.3±0.2
3 海洋への取り込み 2.0±0.8 2.3±0.8
4 陸上での実質取り込み=(1)−[(2)+(3)] 0.2±0.1 0.7±1.0
5 土地利用変化による排出 1.7±0.8 1.6±0.8b
6 残余の陸上変化=(4)+(5) 1.9±1.3 2.3±1.3
注:
a−2つの期間については重なっている1年(1989年)があることに注意されたい。
b−この数字は、利用可能なデータがある1989−1995年の年間平均排出量である。

GISPRIによる仮訳から〕(1Gt=10億トン)』


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