ホランド(1979)による〔『大気・河川・海洋の化学−環境科学特論−』(261p)から〕


表6-7 炭素サイクルに関係するデータ
A.重要なリザーバーの炭素含量(1015g)
文  献
1.気圏 690 表6-1
2.陸の生物圏 450 Bolin(1970)およびReiners(1973)
3.陸の死んだ有機物 700
4.海の生物圏 7
5.海の死んだ有機物 3,000
6.海水中に溶解 40,000 表6-1
7.岩石圏の再循環元素状炭素 20,000,000 Hunt(1972)
8.岩石圏の再循環した炭酸塩炭素 70,000,000
9.初生炭素 90,000,000 地球が半分脱ガスしたと仮定

B.リザーバー間の炭素移行率

リザーバー間の移行

プロセス

移行率
(1015g/年)

文献
から
1 2 陸の純光合成 48 Whittaker and Likens(1973)
2 1 陸の有機物の速い分解 23
1 4 海の純光合成 35 Koblentz-Mishke et al.(1970)
4 1 海の有機物の速い分解 5 Bolin(1970)およびReiners(1973)
2 3 陸の死んだ有機物の蓄積 25
4 5 海の死んだ有機物の蓄積 30
3 1 陸の死んだ有機物の分解 25
5 1 海の死んだ有機物の分解 39
7 1 化石燃料の燃焼 4.2 Rotty(1976)
8 1 セメント工業 0.7
7 1 元素状炭素の酸化 0.09±0.02 本文参照
6 7 元素状炭素の堆積 0.12±0.03 本文参照
1 6 炭酸塩への正味の流量 0.06±0.04 本文参照
8 6 炭酸塩の風化 0.16±0.04 本文参照
6 8 炭酸塩の堆積 0.22±0.04 本文参照
7,8,9 1 変成、火山作用による脱ガス 0.09±0.03 本文参照


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