パッケージ別科目


パッケージ別科目の目的と構成

@パッケージ別科目の目的
 パッケージ別科目の目的は、専門以外の分野に接し(非専門性)、幅広い視野(学際性・総合性)を身につけることである。人類や社会が直面している問題の理解と、それを解決する道筋を考えるためには、学際的な発想や、多角的なものの見方はとても大切である。

Aパッケージ別科目の構成
 パッケージ別科目は9つのパッケージからなっている。学生はひとつのパッケージを選択する。各パッケージは“共通の目標”のもとに束ねられた複数の授業科目群よりなっている。学生はパッケージ内の授業科目を選択することによって、パッケージ毎に定められた“共通の目標”に対する多角的な接近の仕方を学ぶ。
 パッケージとしては、「知の根源を問う」「人間性の理解」「人間と文化」「社会のしくみと人間」「市民生活と社会」「異文化の交流と共生」「現代文明と国際社会」「科学技術と人間」「人間と自然との共生」の9つが用意されている。それぞれの内容については後述する。
 パッケージ内の授業科目は、「人間・価値の視角」「社会・世界の視角」「自然の視角」という3つの視角に分類されている。「人間・価値の視角」では、ある現象や問題を理解するに際して、人間とは何か、価値とはどのように与えられるものなのか等を意識したアプローチが試みられ、「社会・世界の視角」では、社会のしくみや世界の成り立ち等を考える姿勢が、また、「自然の視角」では自然のしくみや人と自然の関わり等を考えようとする姿勢が重視される。
 これらの関係は次のように図示できる(略)。』



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