『地球科学A』のシラバス(平成20年度前期)


科目番号 63397001

【年度】
  2008年度
【科目区分】 領域科目
【授業科目名】 地球科学A -地球の解体-
【授業科目名(フリガナ)】 チキュウカガクA-チキュウノカイタイ-
【英文授業科目名】 Earth Scinece A

【担当教員名】 福岡 正人
(研究室の場所) 総合科学部 C505
(内線番号) 6523

【開講部局】 教養教育
【開講キャンパス】 東広島
【授業の形式】 講義
【単位】 2
【週時間】 2
【開設期(開講期)】 1年次生 前期(1セメスター)
【講義室】 K209
【曜日時限】 月曜日 3・4時限


【授業の概要】
 地球の現在の姿を総合的に理解する。とくに固体地球についての理解を深めるために、地球の構成とそれをつくる物質、および地球表層における物質とエネルギー循環について学ぶ。

【授業のキーワード】
 地球、システム、地圏、水圏、気圏、生物圏、プレートテクトニクス、地殻、岩石、鉱物

【教養教育の中でのこの授業科目の位置づけと学習の成果】
 地球環境および現在の地球環境問題を理解するためには、基本的な地球の姿を知っておく必要がある。『地球科学』は基礎的な『地球学』であるが、『地球科学A』(1セメ)と『地球科学B』(2セメ)から構成され、『地球科学A』ではとくに現在の地球の姿について学び、『地球科学B』では地球誕生から現在までの変遷史である『地球史』について学ぶ。
 なお、『地球システム』としての『地圏・水圏・気圏』のような無機の地球が中心ではあるが、『生物圏』(および『人間圏』)についても無機−有機の相互作用そして共進化の視点から対象とする(ただし、おもに『地球科学B』で)。

【授業計画】
第1週 全体の紹介
第2週 地球の概観: 地球の形と大きさ
第3週 地球の概観: 重力とアイソスタシー
第4週 地球の概観: 地磁気
第5週 地球の概観: 地震波と地球の内部
第6週 地殻の構成: 地殻
第7週 地殻の構成: 鉱物
第8週 地殻の構成: 岩石
第9週 気圏と水圏: 地球の大気、レーダー観測および気象衛星
第10週 気圏と水圏: 海水
第11週 気圏と水圏: 湖沼、河川、氷河
第12週 地殻の進化: プレートテクトニクス
第13週 地殻の進化: 新しいモデル
第14週 全体のまとめ
第15週 試験(予定)

【予習・復習へのアドバイス】
 http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/を参照すること。

【授業内容を理解するために読むべきテキスト等】
 プリント使用。
 参考書:
  鳥山隆三(編)(1985)『教養の地学(改訂版)』朝倉書店。
  西村祐ニ郎(編著)(2002)『基礎地球科学』朝倉書店。


【成績評価の方法】
 おもに期末試験による。 



戻る