水圏水文学

目次


第1章 序
1.1 水文学とは
1.2 水文学の歴史
1.3 水文学的水循環
1.4 世界と日本の水資源
第2章 気象と降水
2.1 太陽の放射
2.2 雲と降水 13
2.3 降水の発生原因と分布 14
第3章 水文学の基本概念 24
3.1 蒸発と蒸散 24
3.2 遮断、窪地貯留および表面滞留 27
3.3 浸透 29
3.4 早い流出成分の形成機構 32
第4章 雪の水文学 36
4.1 雪の分布 36
4.2 雪の形成と積雪 40
4.3 融雪 42
4.4 融雪指標 47
4.5 積雪の流出への効果 47
第5章 飽和領域内の流れ 49
5.1 地下水の概要 51
5.2 透水層内の流れの定量的特性 54
5.3 地下水流の支配方程式 57
5.4 井戸の水理学 60
5.5 準一様流の流れ 63
第6章 不飽和領域内の流れ 66
6.1 不飽和透水層内の流れ 66
6.2 浸透と浸出 68
6.3 実用浸透式 74
6.4 洪水流出 76
第7章 ハイドログラフとその特性 79
7.1 ハイドログラフ 79
7.2 流出特性 82
7.3 ハイドログラフの成分分離 88
第8章 小流域の流出解析 94
8.1 合理式法 94
8.2 運動学的波法 97
8.3 拡散波法 102
第9章 中規模流域での流出解析 105
9.1 流出曲線番号法 106
9.2 単位図法 109

9.2.1

 直接法 110

9.2.2

 間接法 114
第10章 洪水追跡計算 120
10.1 貯留モデル 120
10.2 水理モデル 129
第11章 水文資料の統計的解析 137
11.1 頻度解析の方法 137

(1)

 図式推定法 139

(2)

 最小自乗法 139

(3)

 積率法 140

(4)

 最尤法 140
11.2 経験分布 141
11.3 代表的な確率分布 143
   正規分布(Normal distribution) 143
   対数正規分布(Lognormal distribution) 145
   ガンマ分布(Gamma distribution) 146
   指数分布(Exponential distribution) 147
11.4 極値分布(Extreme value distribution) 148
   タイプT(最大値分布) 148
   タイプT(最小値分布) 149
   タイプU 150
   タイプV 151
11.5 再現期間 152
第12章 水文量の確率過程解析 156
12.1 時系列 156
12.2 相関関数とスペクトル 162
12.3 線形定常過程 169

12.3.1

 自己回帰過程(AR過程) 171

12.3.2

 移動平均過程(MA過程) 175
12.4 水文量の数値シミュレーション 177
第13章 線形予測理論 180
13.1 降雨流出系のモデル化 180
13.2 直交化原理 181
13.3 ウィナー・コルモゴロフ理論とフィルター問題 184
13.4 予測問題 186
13.5 弱マルコフ過程と再帰フィルター 190
第14章 土砂侵食 198
14.1 降雨による侵食量の予測 200
14.2 侵食のモデル化 206
14.3 リル侵食 207
第15章 水質と水文学 218
15.1 降水、表面水、地下水の水質 218
15.2 表面流、土壌、湖内での物質移動 222
15.3 水温 224
15.4 自然水の生物化学的性質 225
15.5 河川の自浄作用 227
第16章 付録 231
16.1 降雨流出の資料 231
索引 243



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