1.目的
2.インベントリー項目の抽出
2.1 「鉱物資源使用」のインベントリー項目
2.1.1 経済活動としての「資源」
2.1.2 インベントリー項目として取り上げるべき鉱物資源
2.1.3 インベントリーの対象となる非金属鉱物資源
2.1.4 インベントリーの対象となる金属鉱物資源
2.1.5 インベントリーの単位
2.2 「鉱物資源使用」のストレス因子カテゴリー
2.2.1 鉱物資源使用の二つのストレスカテゴリー
2.2.2 「鉱物資源使用」に伴う資源獲得の持続性の損失
2.2.3 「鉱物資源使用」に伴う周辺環境の持続性の損失
2.4 鉱物資源の持続性(枯渇性)に関する議論の整理
2.4.1 基本用語
2.4.2 枯渇性に対するさまざまなアプローチ
(1) 耐用年数
(2) 既採掘率
(3) 究極利用可能資源量
(4) 質の劣化としての考え方
3.鉱物資源の持続性を議論するためのデータ
3.1 各種データの所在
1) 「Mineral Commodity Summaries」 http://minerals.usgs.gov/minerals/pubs/mcs/
2) 「Minerals Handbook 2000-2001」 http://www.mining-journal.com/home.aspx
3) 「World Metal Statistics Yearbook」 http://www.world-bureau.com/site.html
4) 「Who owns who in Mining 2001」 http://www.rmg.se/
5) 「Roskill Metals and Minerals Reports」 http://www.roskill.com/
4.統計データについて
アンチモン
砒素
アルミニウム(ボーキサイト)
ベリリウム
ビスマス
ホウ素
臭素
Cd カドミウム
Cr クロム
Co コバルト
Cu 銅
蛍石
Ga ガリウム
Ge ゲルマニウム
Au 金
天然グラファイト
In インジウム
I 沃素
Fe 鉄
Pb 鉛
Li リシウム
Mg マグネシウム
Mn マンガン
Hg 水銀
Mo モリブデン
Ni ニッケル
Nb ニオブ
Ta タンタル
泥炭
真珠岩
燐鉱石
白金族 Ru,Rh,Pd,Os,Ir,Pt
Pd パラジウム
カリ鉱石
レアアース
Y イットリウム
Re レニウム
Se セレン
Te テルル
Si 珪素
Ag 銀
ソーダ灰
硫酸ナトリウム
Sr ストロンチウム
S 硫黄
Tl タリウム
Sn 錫
Ti チタン
W タングステン
V ヴァナジウム
蛭石
Zn 亜鉛
Zr ジルコニウム
4.資源枯渇性の特性値化の方法
4.1 SETACでの検討例
4.1.1 持続可能性の視点
4.1.2 フロー資源とストック資源
4.1.3 ストック資源の評価関数の問題点
4.2 ストック資源の資源枯渇性の特性値化の検討
4.2.1 特性値化の基本的考え方
(1)単一数値化の原則
(2)加算性の原則
(2-1)科学的加算性
(2-2)便宜的加算性
(3)エネルギー資源、フロー資源との連続性
4.2.2 重みファクターとしての資源枯渇性の特性値化係数
(4)既資源消費量を用いる方法
(5)地殻濃度と現生産量のシェア率の相違を用いる方法
4.2.3 科学的特性値化のための資源枯渇性の特性値化係数
4.2.4 特性値化係数表
5.結論と今後の課題