『F宇宙線と大地放射線による被曝線量
通常の地域に住んでいる人間が宇宙線や大地放射線など自然界に存在する放射線によって1年間に受ける被曝線量は、原子放射線の影響にかんする国連科学委員会の1993年報告書によると、表4-6のようになるという。
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体内被曝 | 合計 | |
宇宙線 | 電離成分 | 300 | 300 | |
中性子成分 | 80 | 80 | ||
宇宙線生成核種(炭素14のみ) | 12 | 12 | ||
原始放射性核種(ラドンを除く) カリウム40 ウラン系列 トリウム系列 ラドンとその壊変生成物 ラドン222の吸入 ラドン220の吸入 ラドン222の経口摂取 |
460 |
230 1300 (1200)** (70)** (5)** |
690 1300 |
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840 | 1540 | 2400 | |
* 原子放射線の影響にかんする国連科学委員会1993年報告書より作成。 ** ラドンとその壊変生成物にかんする括弧内の値は内訳。 |