|
ベンダ&名称 |
実効性能 |
技術的注目点 |
1941年 |
Zuse Z3 |
1.4FLOPS |
浮動小数点専用機。 |
ABC |
30OPS |
真空管計算機。連立方程式専用計算機。 |
1944年 |
Colossus |
5kOPS |
暗号解読専用計算機。 |
1946年 |
ENIAC |
50 kOPS |
真空管によるパッチ式計算機。 |
1960年 |
UNIVAC LARC |
|
科学技術計算向けを指向した計算機。当時世界最高速。 |
1961年 |
IBM 7030 |
1.2 MIPS |
IBMによる初のスーパーコンピュータ。 |
1964年 |
CDC 6600 |
3 MFLOPS |
浮動小数点演算専用機として開発された。 |
1969年 |
CDC 7600 |
36 MFLOPS |
パイプライン演算機構が初めて搭載された計算機。 |
1974年 |
CDC STAR-100 |
100 MFLOPS |
STARの場合には、それまでの3倍の性能を出すために、内部バスの配線がスター(星)状になっていることに由来する。 |
1975年 |
Burroughs ILLIAC IV |
150 MFLOPS |
大規模スカラ計算機の元祖ともいえる計算機。 |
1976年 |
Cray-1 |
250 MFLOPS |
初めて、ベクトルレジスターを採用した計算機。 |
1981年 |
CDC Cyber 205 |
400 MFLOPS |
Cyberシリーズは、ベクトルレジスターと同時に、ハードウエア・パイプライン演算機能を搭載していた。 |
1982年 |
FACOM VP-100 |
250 MFLOPS |
国産では最初にベクトルレジスターを採用した計算機。 |
HITAC S-810 |
630 MFLOPS |
大規模ベクトル計算機として開発された計算機であり、メモリー量もGBを超えて搭載できたモデル。 |
1983年 |
Cray X-MP/4 |
941 MFLOPS |
ベクトルレジスターを複数搭載した計算機。 |
NEC SX-1,SX-2 |
1.2 GFLOPS |
クラスターノードによる接続が可能なベクトル型計算機。 |
1984年 |
M-13 |
2.4 GFLOPS |
ベクトルレジスターを採用した計算機。 |
1985年 |
Cray-2/8 |
3.9 GFLOPS |
冷却方式をそれまでの空冷から、フロン冷却に変えた計算機。 |
1989年 |
ETA10-G/8 |
10.3 GFLOPS |
冷却方式として、液体窒素を用いた計算機。 |
アンリツ QCDPAX |
14 GFLOPS |
マイクロプロセッサを大規模並列に搭載した計算機。 |
1990年 |
NEC SX-3/44R |
23.2 GFLOPS |
ECL技術による限界となったベクトル型計算機。 |
1993年 |
シンキングマシンズ CM-5/1024 |
65.5 GFLOPS |
データフロー型の計算機であり、かつまた、PEとしてマイクロプロセッサを採用した計算機。 |
富士通 数値風洞システム(NWT) |
124.50 GFLOPS |
PEとして、マイクロプロセッサを採用し、ナビエ-ストークス方程式を効率良く計算できるフレームワークを搭載した計算機。 |
インテル Paragon XP/S 140 |
143.40 GFLOPS |
マイクロプロセッサの大規模並列機。 |
1994年 |
富士通 数値風洞システム(NWT) |
170.40 GFLOPS |
NSシステムのプロセッサを強化(増や)した計算機。 |
1996年 |
日立 CP-PACS/2048 |
368.2 GFLOPS |
超並列計算機。 |
日立 SR2201/1024 |
220.4 GFLOPS |
CP-PACSの技術をベースに商用化を行った超並列計算機。 |
1997年 |
インテル ASCI Red/9152 |
1.338 TFLOPS |
ASCIとは、Redブック、Greenブック、Blueブックに基づく計算機の設計ガイドラインに基づく計算機。 |
1999年 |
インテル ASCI Red/9632 |
2.3796 TFLOPS |
|
2000年 |
IBM ASCI White |
7.226 TFLOPS |
RGBの全ての要求事項を満たすと、Whiteになる。RS-6000SPの並列機。 |
2002年 |
NEC 地球シミュレータ |
35.86 TFLOPS |
超高速・大容量ベクトル型計算機。 |
2004年 |
IBM Blue Gene/L |
70.72 TFLOPS |
仮想ベクトル技術による大規模計算機。 |
2005年 |
136.8 TFLOPS |
|
280.6 TFLOPS |
|
2008年 |
|
? TFLOPS |
スカラ型(複合システム)、ベクトル型(単体システム) |
メガ(M)=106、ギガ(G)=109、テラ(T)=1012、ペタ(P)=1015。 |