文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果  http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/index.html
 原子力安全委員会による(HP/2011/5)。


(※「SPEEDI」の運用は、文部科学省により原子力安全委員会事務局の執務室に派遣された(財)原子力安全技術センターのオペレーターによって行われています。)

 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)は、本来は、原子炉施設から大量の放射性物質が放出された場合や、あるいはそのおそれがある場合に、放出源情報(施設から大気中に放出される放射性物質の、核種ごとの放出量の時間的変化)、施設の周囲の気象予測と地形データに基づいて大気中の拡散シミュレーションを行い、大気中の放射性物質の濃度や線量率の分布を予測するためのシステムで、文部科学省によって運用されているものです(参考:SPEEDIによる計算の流れ、http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09030301/04.gif)。しかし、今回の東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故では、事故発生当初から、放出源情報を原子炉施設における測定や、測定に基づく予測計算によって求めることができない状況が続いています。このため、大気中の放射性物質の濃度や空間線量率の変化を定量的に予測するという本来の機能を活用することはできていません。

 ここに示す結果は、このような制約条件のもとで実施された計算によるものです。

(1) SPEEDIによる単位量放出を仮定した予測計算結果(これまでに行った1時間毎の予測)

(2) SPEEDIによる積算線量の試算結果

(3) SPEEDIによるさまざまな仮定をおいて行った試算例
 今回の事故で原子力安全委員会は、さまざまな仮定をおいてSPEEDIによる試算を行っております。これらは、助言等の原子力安全委員会としての活動を行うにあたり、内部検討的に行ったものであります。そのため、入力数値や計算条件等に現実とそぐわないものも含まれます。このような試算ではありますが、SPEEDIにおいて計算したものはすべて公開するとの方針のもと、公表をいたします。なお、公表につきましてはデータ整理が済み次第、順次公表してまいります。


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