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『広大環境』〔広島大学環境保全委員会〕

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発行年月日

特集など

No.22

1993.3.30
(本号までB5版)
No.23

1994.9.21
(本号からA4版)
No.24

1995.3.27
 
No.25

1996.2.1
東広島キャンパスの自然と環境
No.26 1997.3.1 広島大学キャンパスの環境を考える
−緑に囲まれたエコ・キャンパスを求めて−
No.27 1998.3.1 広島大学キャンパスの環境を考える Part2
−ゴミのゼロ・エミッションを目指して−
No.28 1999.3.1 広島大学キャンパスの環境を考える Part3
−広島大学は魅力的なキャンパス!? 環境と市民とキャンパス・レンジャーと−
No.29 2000.3.1  
No.30 2001.3.1  
No.31 2002.3.20  
No.32 2003.3.20  

No.33

2004.6.30
 


No.22(1993.3.30)

内  容

執筆者
1 もう一つの“環境問題”を考える−廃液排水対策だけで十分か− 西山 啓
2-5 カリフォルニア州の「活断層法」とその効果 中田 高
6-11 ビルディングの色彩 都市環境における色彩計画の可能性について 灰山彰好
12-17 中国に於ける環境工学の教育体制と現状 謝 維民・顧 国維・張 小春・正藤英司
18-19 ジアミノベンチジンの発癌性をなくす方法−いいやり方があったら教えて下さい− 伊東博司
20 第1回大学等廃棄物処理アジア地域国際シンポジウムが開催される  

No.23(1994.9.21)

内  容

執筆者
1 西条キャンパスの緑化と美化 原田康夫
2-9 西条キャンパスの環境整備にむけて
−潤いのある空間づくり:風土にやさしい環境の蘇生と創造−
豊原源太郎
10-16 西条キャンパスに憩いの場を−水辺環境整備への一提案− 水辺環境研究グループ〔山口登志子(代表)・石丸紀興・河野憲治・中野武登・松田 治〕
17-22 地球環境浄化への夢を現実に−気生微細藻類によるCO2固定− 中野武登
23 構内排水の水質検査結果について 環境汚染対策委員会
24 各種廃液の処理結果について 中央廃液処理施設
25 環境汚染対策委員会専門委員会について  

No.24(1995.3.27)

内  容

執筆者
1 環境問題の発信地として 茂里一紘
2-3 退職にあたって 小倉文夫
4-8 環境指標植物としての地衣植物 中西 稔
9-13 広島県における野生生物の保護 関 太郎
14-16 地震の生ける化石「活断層」と付き合う法 中田 高
17-19 「水」とのつきあい−テキサス州ラボックの場合− 伊藤一明

No.25(1996.2.1)

内  容

執筆者
1-2 統合移転と新キャンパスの創造 安藤忠男
3-7 東広島キャンパスの第四系と露頭 佐田公好・冨迫 靖・三好教夫
8-16 広島大学東広島キャンパスで発見されたギフチョウ−生息環境と共存への課題− 渡辺一雄
17-22 東広島キャンパスの植生 豊原源太郎
23-28 広島大学統合移転地内は遺跡の宝庫−あいついで発見される遺跡とその活用− 河瀬正利
29-32 なにか不安、ボランティア−西条キャンパス自然愛好会の活動を通して− 野村正人
33-35 抽出溶媒の選択−分析化学実験における− 岡本泰明・山田康治
36-38 環境汚染対策委員会から環境保全委員会へ−委員会の任務・所掌事務範囲について− 正藤英司
39-40 構内排水の水質検査結果及び新規排水基準について 環境保全委員会・同専門委員会
41 実験廃液の処理結果について 中央廃液処理施設

No.26(1997.3.1)

内  容

執筆者
1 田植・卯の花見会−環境保全委員長としての1年間− 松村昌信
2 広島大学キャンパスの環境を考える−緑に囲まれたエコ・キャンパスを求めて−
〔大学祭参加公開シンポジウム:11月4日(月)13時〜16時 総合科学部L201教室〕
 
3-5 シンポジウムの開催にあたって 安藤忠男
6-15 水と緑のエコ・キャンパスを求めて
★【図1.キャンパス内における保安林、市街化調整区域、埋蔵文化財等の分布】
★【図2.キャンパス内渓流整備基本構想としてのA-F地区のゾーニングとイメージ配置図】
★【資料1 広島大学キャンパスの理想像−コンセプトの表現−】→@
★【資料2 東広島キャンパスにおけるゾーニング (環境保全指定区分)基本原則】→A
松田 治
16-22 ギフチョウからみたキャンパスとその保全 渡辺一雄
23-26 里山の蘇生と創造 豊原源太郎
27-31 キャンパスアメニティの創造 石丸紀興
32-40 公開討論会  
41-46 ちょっとぶらり霞キャンパス−霞キャンパス植栽図−
●【霞キャンパス植栽図】
神田博史
47-49 アメリカ、フィリピン、ケニアおよび日本の理科教育 池田秀雄
50-51 平成7,8年度構内排水の水質検査結果 環境保全専門委員会廃水、廃棄物部会
52-53 施設総合配置(図)  

No.27(1998.3.1)

内  容

執筆者
1 ごみゼロのキャンパスへ 小笠原道雄
2 広島大学キャンパスの環境を考える Part2 −ゴミのゼロ・エミッションを目指して−
〔大学祭参加公開シンポジウム:11月3日(月)13時〜16時 総合科学部L201教室〕
 
3-4 開催にあたって 安藤忠男
5-8 ゴミに関する住民意識 村川三郎
9-11 加茂地区のゴミ対策 蔵田勝也
12-15 リサイクル市(再使用) 吉田宣幸
16-26 ゴミのリサイクルと減量化
−ごみのゼロエミッション化を目指した循環型社会システムの構築−
正藤英司
27-29 広島大学キャンパス内ゴミ焼却施設排ガス中のダイオキシン類の測定 佐久川弘
30-37 公開討論会  
38-43 キャンパスレンジャー制度設立について−報告と今後の展望と参加の要請− 石丸紀興
44-52

水と緑のエコ・キャンパスを目指して2年半 平成7-9年度環境保全専門委員会活動報告
★【参考文献】

  • 広島大学環境保全委員会(1996):広島大学東広島キャンパスの現存植生図.
  • 広島大学環境保全委員会専門委員会(1996):広島大学キャンパス植生管理マニュアル(平成7年度研究成果報告書3).65頁.
  • 広島大学統合移転実施計画委員会専門委員会(1980):広島大学新キャンパスの総合計画1次案−緑化計画について.15頁.
  • 広島大学理学部植物学研究室(1983):広島大学キャンパス予定地の現存植生図.
安藤忠男
53-56 総合科目「キャンパスの自然環境と環境管理」 環境保全専門委員会環境教育部会

No.28(1999.3.1)

内  容

執筆者
1 広島大学の環境をより魅力的にするために多くの人の心配りを 石丸紀興
2 広島大学キャンパスの環境を考える Part3 −広島大学は魅力的なキャンパス!? 環境と市民とキャンパス・レンジャーと−
〔大学祭参加公開シンポジウム:11月3日(火)13時〜16時 総合科学部L201教室〕 
 
3 開催に当たって 石丸紀興
4-6 この一年間のレンジャー活動を振り返って 野村正人
7-9 学生さん、もっと東広島市のことも考えて 福島佳子
10-14 学生から見た大学キャンパス
●【図1.植生図と鳥の調査データ(春)】
木村綾子
15-21 宮城大学キャンパスレンジャーの試み 祐川奈津子
22-34 公開討論会  
35-38 都市の生活環境雑感 笹原妃佐子
39-42 霞キャンパスの横顔 石垣治彦
43-46 歴史と文化を育てた自然豊かな広島大学キャンパス 宮川忠孝
47-51 水と緑のエコ・キャンパスを目指した4年間 平成7-10年度環境保全専門委員会活動報告 安藤忠男

No.29(2000.3.1)

内  容

執筆者
1 木々が、そして人が育つキャンパスづくり 安藤忠男
2-12 キャンパス環境整備の課題と今後の展望
★【角脇川E地区整備方針】
★【角脇川E地区計画平面図】  
松田 治
13-16 機密書類等を主体とする白色上質古紙の再資源化試行 正藤英司・佐々木博司
17-20 環境教育活動部会から環境教育WGへ 石丸紀興
21-24 広島大学環境保全委員会埋蔵文化WGの設置
○【第1表 広島大学統合移転地埋蔵文化財調査一覧表】
河瀬正利
25-26 環境放射能調査と放射線の安全管理 井出 博
27-30 安全管理WG報告 齊藤 昊
31-32 霞・東千田キャンパスの環境整備 太田 茂
33-40 キャンパスミュージアム(仮称)構想
★【図-2 キャンパスミュージアムルート構想図】
石丸紀興

No30(2001.3.1)

内  容

執筆者
1 広島大学の環境をより良いものにするために 太田 茂
2-11 東広島キャンパスの蝶相 藤吉正明
12-18 東広島キャンパスにおける脊椎動物相 丸野内淳介
19-22 東広島キャンパスのホタル〜その現状と保護〜 中坪孝之
23-28 東広島キャンパスにおける埋蔵文化財の現状 藤野次史
29-30 東広島キャンパスこの10年 野村正人

No31(2002.3.20)

内  容

執筆者
1-2 大学構成員へ環境保全委員会からのメッセージ 石丸紀興
3-6 キャンパスの中の農場 谷田 創
7-10 山中谷川および角脇川の周辺森林における鳥類の分布 近藤俊明
11-17 東広島キャンパスにおけるチョウ類の季節消長と吸蜜植物 中山忠宣・藤吉正明
18-25 大学における危険防止安と全管理東 齊藤 昊

No32(2003.3.20)

内  容

執筆者
1 労働・教育環境の改善 西嶋 渉
2-5 エコミュージアムとは何か 金光由江
6-10 大学と市民をむすぶエコミュージアムの活動 淺野敏久
11-14 学校との連携を考慮したエコミュージアムづくり 山崎博史
15-18 広大ネイチャーゲームの会の活動 植村伊裕
19-21 キャンパスレンジャー活動を振り返って 野村正人
22-26 広島大学のキャンパスツアーについて 匹田 篤
27-29 大学キャンパスをどのように環境保全しエコキャンパスとするか 石丸紀興
30-35

水辺環境整備計画の進捗状況と将来展望
★【参考文献】

  • 広島大学キャンパス渓流整備ワーキング会議(1997):広島大学キャンパス渓流整備計画原案−角脇川に新たな里山の風景を−.30頁.
  • (財)広島県建設技術センター・広島大学(1999):キャンパス内砂防渓流整備とその評価に関する実験的研究報告書.234頁.
  • 東広島地域事務所建設局・(財)広島県建設技術センター(2001):平成13年度広島大学キャンパス渓流環境整備実施検討委員会運営業務報告書.52頁.
松田 治

No33(2004.6.30)

内  容

執筆者
1-2 巻頭言 山本陽介
3-8 エコ学園祭のすすめ〜広大環境サークル えこ・ぺーじの取り組み〜 江口佳澄
9-11 広島大学における安全衛生管理に関する取り組み 西嶋 渉
12-15 衰退していくカエルたち 柏木昭彦
16-17 キャンパス内渓流の水生昆虫、特にトビケラについて 河合幸一郎
18-20 キャンパスの植生とその管理 藤田耕之輔
21-25 広島大学東広島キャンパスにおける保存遺跡の現状 藤野次史

資料

@ 広島大学キャンパスの理想像
−コンセプトの表現−

                          1996.4.23 環境保全委員会 

全体コンセプト:「みんなで創る水と緑のエコ・キャンパス」      
   シンボル:ホタルとギフチョウの舞うキャンパス

総論広島大学の理念に基づいた、アメニティが高く愛着と誇りのもてるキャンパス
各論

 1)基本的大学機能が充実したキャンパス
 2)水と緑豊かな環境共生型のキャンパス
 3)構成員の総意で創り育むキャンパス
 4)開かれた大学を象徴するキャンパス

各論の内容
1)基本的な大学機能の充実したキャンパス
 ・学習、教育研究などのしやすいキャンパス
 ・アカデミック・エリアには高い都市機能を持ち、身体障害者、高齢者や外国人など
  にも快適なキャンパス
 ・自然環境と歴史的遺産を活かし、それ自身が教育研究に役立つキャンパス
 ・学問や思索に適した静謐で落ちついた雰囲気をもつキャンパス
2)水と緑豊かな環境共生型キャンパス
 ・自然が良く保全され、うるおいと安らぎが感じられるキャンパス
 ・環境負荷が小さく自然環境に良く調和したキャンパス
 ・省エネルギー、省資源、リサイクルを進めゼロ・エミッションを目指すキャンパス
 ・適切なモニタリング・管理体制を備えた環境保全の規範となるキャンパス
3)構成員の総意で創り育むキャンパス
 ・構成員がその維持、管理、使用法の決定などに参画できるキャンパス
 ・構成員が積極的に良好な環境を創造してゆくキャンパス
 ・劣化した自然環境の改善、修復をはかるキャンパス
 ・時代とともに進化し、構成員と大学の歴史が刻まれてゆくキャンパス
4)開かれた大学を象徴するキャンパス
 ・出会い、交流の場などのコミュニティ機能を持つキャンパス
 ・外部の人が入りやすく一部には公園のような機能を備えたキャンパス
 ・研究や活動の成果がわかりやすく発信されるキャンパス
 ・国際的な会議や活動をおこなうのに相応しいキャンパス

A 東広島キャンパスにおけるゾーニング(環境保全指定区分)基本原則

                          1995.4.23 環境保全委員会

1.環境保全環境管理の指定区分方式

  1. 東広島キャンパス内で全ての地域は、環境保全上の見地から@自然区、A半自然区、B管理区の3者に区分される。
  2. それぞれの指定区分内の主たる植生は、植生管理の観点から@自然林地、A里山林地、B人工植栽地として取り扱われる。
  3. 3区域それぞれの保全管理方法、利用方法、さらに必要がある場合の細区分法等については別途定める。
  4. キャンパス内に設定されている法律上の権利・義務関係はこの原則に優先する。

2.アカデミックエリア内のゾーニング

  1. エリア内は渓流および池の周辺部を除いて全て管理区または半自然区とする。
  2. エリア内の外周も人工植栽地または里山林地としてエリア全体を植生帯で包囲する。
  3. エリア内の緑地はできるだけ孤立させずに連続性を保つこととし、緑の回廊(コリドー)形成が可能なゾーニングとする。
  4. 砂防指定渓流および池の周辺のゾーニングは学内砂防渓流整備計画に従う。

3.アカデミックエリア外のゾーニング

  1. 保安林指定地は基本的に自然区とする。
  2. 保安林が道路、構築物および人工植栽地に接する部分には原則として半自然区を設け、保安林管理者と協議の上、里山林地的管理をおこなう。
  3. 無指定の大規模林地も自然区とし、その周辺には原則として半自然区を設置する。
  4. 渓流水源域には水源涵養機能をもたせた自然区もしくは半自然区を設定する。
  5. 埋蔵文化財保存地等の周辺は、文化財保護のため、管理区または半自然区とする。
  6. 水辺は2の4)と同様に学内砂防渓流環境整備計画に従う。

リンク

【植生】

【埋蔵文化財】

【その他】


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