ICSC番号:0225
CAS登録番号:94-36-0
RTECS番号:DM8575000
ICSC番号:0225
国連番号:3104
EC番号:617-008-00-0
暴露のタイプ |
急性症状 |
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消火薬剤 |
火災 | 爆発性。多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。引火性物質との接触禁止。高温面との接触禁止。 | 大量の水。 |
爆発 | 火災や爆発の危険性がある。「化学的危険性」参照。 | 摩擦や衝撃を与えない。防爆用工具を使用する。 | 火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。安全な場所から消火作業を行う。 |
身体への暴露 | 粉塵の拡散を防ぐ! | ||
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咳、咽頭痛。 | 局所排気または呼吸用保護具。 | 新鮮な空気、安静。 |
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発赤。 | 保護手袋、保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
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発赤。 | 安全ゴーグル。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。 |
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作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。 |
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・広範囲に広がった場合、危険区域から立ち退く! ・すべての発火源を取り除く。 ・残留分を多量の水で洗い流す。 ・おがくず他可燃性吸収物質に吸収させてはならない。 |
・耐火設備(条件)。 ・可燃性物質、還元性物質から離しておく。 ・最初の容器でのみ貯蔵、他の容器に移し替えない。 ・「化学的危険性」参照。 |
・EU分類 記号 : E, Xi R : 2-36-43 S : 1/2-3/7-14-36/37/39 ・国連危険物分類(UN Haz Class):5.2 ・国連包装等級(UN Pack Group):II |
重要データ |
物理的状態;外観: 白色の結晶または粉末 物理的危険性: 化学的危険性: 衝撃、摩擦、または振動を加えると、爆発的に分解することがある。〜105℃以上で加熱すると、爆発することがある。燃焼すると、刺激性で有毒なフュームまたはガス(安息香酸[ICSC番号0103]、一酸化炭素[ICSC番号0023])を生成する。強力な酸化剤であり、可燃性物質や還元性物質と激しく反応する。多くの有機および無機酸、アルコール、アミンと激しく反応して、火災や爆発の危険をもたらす。 許容濃度: TLV:5 mg/m3 (TWA) A4 (ACGIH 2001) 暴露の経路: 体内への吸収経路:エーロゾルの吸入。 吸入の危険性: 20℃ではほとんど気化しない;しかし、とくに粉末が拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 短期暴露の影響: 眼、皮膚、気道を刺激する。 長期または反復暴露の影響: 反復または長期の接触により、皮膚が感作されることがある。 |
物理的性質 |
・融点(分解):103〜105℃ ・密度:1.3 g/cm3 ・水への溶解性:溶けにくい ・蒸気圧:0.1 kPa(20℃) ・発火温度:80℃ ・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.46 |
環境に関するデータ | |
注 |
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。 ・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。 |