化学物質データベース(kis-net) による〔『メタクリル酸メチルモノマー』〕


項 目

内  容
物質名 メタクリル酸メチル
日本語名 メタクリルサンメチル
MMA
エムエムエー
メチルメタクリラート
メチルメタクリレート
英語名 METHYLMETHACRYLATE
METHACRYLICACIDMETHYLESTER
METHYLMETHYLPROPENOATE
METHYLPROPENOICACIDMETHYLESTER
MMA
示性式
分子式
CH2=C(CH3)COOCH3
C5H8O2
各種コード番号 CAS番号:80-62-6
RTECS番号:OZ5075000
既存化学物質番号:2-1036
骨 格 分枝炭素鎖(不飽和)
官能基 カルボン酸エステル
用 途 顔料、塗料、接着剤、建築材料、成形用ペレット、照明器具、広告看板、日用品
外観的特徴 外観 無色透明液体
臭気 芳香
物理的性状 分子量 100.11 〜100.13
比重 0.936 〜0.943
蒸気密度 3.45
水溶性(ppm) 15000
溶解度 微溶
融点(℃) -50 〜 -48
沸点(℃) 100.3 〜101
蒸気圧(hPa) 37.3 〜53.3
燃焼・爆発特性 燃焼性 引火性の液体。空気と蒸気は爆発性混合ガスをつくる。
爆発範囲(%) 1.7 〜12.5
引火点(℃) 10 〜30
発火点(℃) 421
混合発火危険程度 過酸化ジベンゾイルと条件により発火の可能性。
混合危険性 過酸化ベンゾイル、空気と混合不可。
混合危険物質名 エンソサンナトリウム、カエンソサンナトリウム、カサンカスイソ、シヨウサンアンモニウム、シヨウサンナトリウム 
法規制 大気汚染防止法 有害大気汚染物質
労働安全衛生法
〔名称等表示〕
名称等を通知すべき有害物
消防法〔危険物〕 危険物第4類
海洋汚染防止法 D類物質等
化学物質管理促進法 第一種指定化学物質
毒性症状 毒性は比較的低いが、吸入すると中毒をおこす。鼻、のど、皮膚、粘膜を刺激する。吸入により中枢神経系に作用する。一般的な空気汚染物質。動物実験では、発腫瘍性、催奇性を示す。
管理手法 耐火構造。強酸化剤から離しておく。冷所。空気中30℃以下で暗所に保管。安定化した状態でのみ貯蔵。
取り扱い上の注意 重合する危険がある。市販製品は0.1%のハイドロキノンを添加し、安定化して輸送される。周辺部火災等のような加熱を受けるとき、重合反応抑止剤の作用はなくなる。容器内部で重合が生じる場合、容器が激しい破裂を起こす可能性がある。光の作用を受けると、重合が促進する。
取扱い保護具 【皮膚】保護衣、ブチルゴム手袋
【吸入】換気および局所排気または呼吸用保護具
【眼】安全ゴーグルまたは呼吸用保護具と眼用保護具の併用


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