『陸域環境学II』のシラバス(平成12年度前期)


開設研究科・専攻 生物圏科学研究科環境計画科学専攻
授業科目
陸域環境学II(層位学)
担当教官
福岡 正人
(研究室の場所) 総合科学部 C505
(内線番号) 6523
単位
2
開設学部
総合科学部
開設場所
東広島
授業の形式
講義
開設期
前期
週時間
2
開設曜日時限 火 3・4 限
教室 
総合科学部A809室


【授業の目標等】
 
地下資源について、自然から人間社会への移動の現状を把握し、近い将来に起こりうる資源枯渇問題の可能性を検討する。さらに、地下資源の消費に伴い、人間社会から自然へ吐き出される廃棄物により引き起こされる地球環境問題の現状を理解し、資源枯渇問題とあわせて、これらの問題を解決するには何が必要かを考える。

【授業の内容・計画等】
 下記のテキストを中心にして、特にエネルギー資源全般にわたる領域の基本的な内容を理解する。
1) (4/18) はじめに
2) (4/25) エネルギー関連統計・データ入手先(インターネットを含む)
3) (5/2) 用いられる単位と換算法
4) (5/9) エネルギーバランス表の読み方
5) (5/16) エネルギー消費構造変化
6) (5/23) 一次エネルギー消費量と供給量
7) (5/30) 「長期エネルギー需給見通し」の読み方
8) (6/6) 埋蔵量と可採年数
9) (6/13) 石油の生産量と消費量
10) (6/20) 天然ガスと石炭の生産量と消費量
11) (6/27) 発電能力、発電量、および電力消費量
12) (7/4) 原子力発電と放射能
13) (7/11) エネルギー資源消費に伴う地球環境問題
14) (7/18) 資源枯渇と環境問題への対応、そして将来のエネルギー資源
15) (7/25) まとめ

【成績評価の方法】
主としてレポートによる。

【テキスト、教材、参考書等】
 松井賢一(1994):新・エネルギーデータの読み方 使い方(電力新報社)をテキストに用いるが、その他インターネット入手資料や新刊の関連書などのデータも参考にする。ただし、講義で使う分はプリントとして配布する。 

【履修上の注意、メッセージ、受講条件等】