木村眞人・波多野隆介(編)(2005):土壌圏と地球温暖化

目 次


はじめに i

第T編 地球の温暖化と土壌
第1章 土壌における炭素ダイナミクスと地球環境 3
1-1 土壌中の炭素循環と人類 3
1-2 土壌中での炭素の動態 4
1-3 有機物の土壌中での分解と代謝 6
1-4 土壌と地球環境問題、とくに温暖化と関連して 13
第2章 陸域生態系をめぐる炭素循環 21
2-1 地球温暖化と炭素循環 21
2-2 各種生態系をめぐる炭素循環 25
2-3 カーボン・ニュートラルとミッシング・シンクを越えて 43
第3章 森林生態系の炭素循環と土壌有機物 51
3-1 地球温暖化問題における森林生態系の位置付け 51
3-2 森林生態系の炭素循環 52
3-3 土壌有機物の炭素動態 59
3-4 地球温暖化に伴う土壌有機物量の変化予測 63
3-5 地球温暖化対策としての森林吸収の問題点 65

第U編 森林・草地・畑・水田における炭素の循環
第4章 日本の森林における土壌呼吸の季節変動と炭素収支 71
4-1 はじめに 71
4-2 土壌呼吸の季節変動 72
4-3 年間の炭素のフローとストック 76
4-4 シンクかソースか 79
4-5 地球温暖化の影響 80
第5章 南関東の森林における土壌呼吸 83
5-1 土壌呼吸測定の重要性 83
5-2 二酸化炭素フラックス測定法 86
5-3 南関東地域における森林林床からの二酸化炭素フラックス 90
5-4 南関東地域における森林林床からの二酸化炭素の発生量 99
第6章 草地における炭素循環とルート・マット形成 105
6-1 放牧草地の原風景と炭素循環 105
6-2 草地における炭素循環 106
6-3 草地におけるルート・マットの形成について 112
第7章 畑地における土壌呼吸と炭素収支−北海道道央のタマネギ畑における例 123
7-1 土壌呼吸の重要性 123
7-2 土壌呼吸測定と炭素収支解析方法 126
7-3 タマネギ畑における土壌呼吸 128
7-4 炭素収支 132
第8章 水田における有機物の分解と炭素循環 139
8-1 水田生態系における特異的な有機物分解過程 139
8-2 水田に供給される有機物の種類とその量 140
8-3 水田における植物遺体および土壌有機物の分解 143
8-4 水稲によって光合成された有機物の土壌中での動態 149
8-5 二酸化炭素、有機物の作土からの溶脱と下層土への集積 152
8-6 メタンの土壌中での動態 155
8-7 水田から発生するメタンの起源 160
第9章 北海道旭川地域における炭素のストックとフロー 167
9-1 地域における炭素循環の研究の重要性 167
9-2 地域レベルにおける炭素循環モデルの構造 168
9-3 地域における炭素フローとストックの見積もり方法 169
9-4 地域における炭素フローとストックの実態 177
9-5 農地、森林への炭素蓄積 182
9-6 土壌生態系の炭素循環は何人の二酸化炭素を固定できるか 185

第V編 土壌における二酸化炭素の生成から発生まで
第10章 異なる土壌間での二酸化炭素発生能の比較 191
10-1 はじめに 191
10-2 実験室系で土壌から発生する二酸化炭素の測定 192
10-3 土壌から発生する二酸化炭素量の比較 194
第11章 土壌中における二酸化炭素の化学 201
11-1 はじめに 201
11-2 土壌における二酸化炭素の発生機構 202
11-3 発生した二酸化炭素の土壌内での移動 204
11-4 土壌内での溶存炭酸の反応 208

第W編 土壌炭素管理による地球温暖化への挑戦
第12章 土壌管理戦略にむけて 219
12-1 はじめに 219
12-2 土壌機能をめぐる炭素の蓄積・分解モデル 220
12-3 各種炭素循環モデルと土壌モデル 223
12-4 京都議定書におけるアクティビティと土壌炭素動態 229
12-5 土壌学における温暖化研究の進展のために 234
索引 242


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