H・D・ホランド〔山県 登訳〕(1979):大気・河川・海洋の化学−環境科学特論−.産業図書、318p.

目次


日本の読者の皆様へ
1.化学系としての地球
  リザーザーとリザーバー間の移行
  フィードバックのない非定常状態のリザーバー
  フィードバックをもつ非定常状態のリザーバー 10
  主な推進力 13
  引用文献 13
2.風化作用など地表近傍における反応 15
  単純な溶解反応 15
  炭酸塩生成反応 16
    炭酸塩岩の風化 16
    ケイ酸塩岩の風化 23
  酸化反応 37
    炭素化合物の酸化 37
    硫化物の酸化 41
    鉄(II)の酸化 43
  総括および過去の風化について暗示 44
  引用文献 46
3.蒸発・降雨・流出 51
  蒸発の総量 51
  総降水量 56
  陸地面積の大陸における降雨量への影響 57
  大陸漂移の大陸における降雨への影響 58
  大陸からの河川による流出 59
    流出量と降雨量との関係 61
    緯度が流出比に及ぼす影響 62
    世界全体での流出に及ぼす気候の影響 64
    陸地面積が世界全体の流出量に及ぼす影響 66
    大陸漂移が世界全体の流出量に及ぼす影響 67
    不均一な降雨が世界全体の流出量に及ぼす影響 68
    世界全体の流出量に及ぼす影響の総和 70
  引用文献 71
4.河川による物理・化学的運搬 75
  河川が運ぶ粒子状物質 75
  河川の総溶解性物質負荷 83
  河川における塩化物 86
  河川における硫酸塩 89
  河川における重炭酸塩 92
    高いΔf 領域での重炭酸塩濃度 93
    低いΔf 領域での重炭酸塩濃度 100
  河川におけるカルシウム 103
  河川におけるマグネシウム 116
  河川におけるナトリウム 120
  河川におけるカリウム 123
  河川におけるシリカ 125
  河川のその他の成分の概要 127
  まとめ 129
  物理および化学的侵食の複合 133
  引用文献 136
5.海洋の化学 143
  海水の組成 143
    元素の濃度 143
    元素の滞留時間 145
    活量係数および錯化 149
  海洋からの炭酸塩の搬出 151
    炭酸カルシウムの沈殿 151
    ドロマイトの沈殿 157
  海洋におけるケイ酸塩の搬出 159
    陽イオン交換 161
    自生粘土鉱物 163
    フッ石の生成 172
    シリカの沈殿 174
    高温における玄武岩と海水の相互作用 177
  蒸発残留岩の生成 187
  海洋堆積物中の有機炭素、窒素、リンおよび硫化物 197
    海洋の一次生産力 197
    有機炭素の埋没の速さ 200
    海洋堆積物中の有機物の分布 204
    窒素の役割 207
    硫化物の生成 209
  間隙水の搬出 213
  まとめ 216
  引用文献 220
6.大気の化学 237
  気圏の構成と化学組成 238
  希ガス 240
  炭素化合物 245
    メタンの生成と分解 245
    一酸化炭素の生成と分解 247
    生物学的サイクルにおける二酸化炭素 247
    化石燃料の燃焼が大気中の二酸化炭素に及ぼす影響 251
    風化と堆積作用が大気中の二酸化炭素に及ぼす影響 255
    地球の脱ガスと大気中二酸化炭素の制御 259
  酸素、水素およびオゾン 267
    大気中の酸素の制御 267
    水素の逸出と大気の酸化状態 277
    大気中のオゾン 279
  窒素とその化合物 283
    大気中の窒素と窒素サイクル 283
    窒素酸化物およびアンモニアの生成と損失 288
  硫黄化合物 292
  まとめ 295
  引用文献 299
訳者あとがき 309
索引 311



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